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院長のひとりごと

病気を見逃さない事!

定期的に通院が必要な病気の場合その病気だけ診ているのではなく、患者さんの全身の健康を管理するのが医師の役目だと思っています。少しでも他の病気が疑われるようであれば、積極的に検査をするようにしています。速やかに高い専門性を持つ医療機関を紹介するようにもしています。早期に発見できれば治療効果も格段にアップするので、早い段階で病気を見つけることが肝心です。ただし、現在の医療技術では早期発見が難しい病気もあり、医師としての無力さを感じることもあります。だからこそ、見つけられる病気は見逃さない、これが私のモットーでもあります。 
 

循環器系の疾病を予防するためのアドバイス!

つきなみですが食生活や運動に充分気を配り、正しい生活習慣を身につけることでしょうね。循環器系の病気の多くは、ある日突然おこるものではなく、日々の積みかさねという原因が病気という結果となって現れているものが多いのです。病気になってからこれまでの生活習慣を変えるのは簡単なことではありません。健康なうちから、正しい生活習慣を意識することが大切です。塩分や脂肪分の高い食生活や喫煙は血管の寿命を縮め、老化を早めます。血管が老化することが、様々な病気の引き金になりドミノ倒しのように、あらゆる病気が連鎖してしまうのです。そうならないためにも、一番最初のドミノを倒さないことです。正しい食生活と適度な運動を実践し充分な静養をとり、肉体的にも精神的にもストレスをためないことです。
 

自身の健康を保つために実践していること!

患者さんに生活習慣の改善をアドバイスする立場ですから、メタボリック体型というわけにはいきませんので、健康には人一倍、気をつけているつもりです。先にアドバイスを差し上げたように、先ずは正しい食生活です。年齢的にも脂っこい食事は口に合わなくなってきたので、和食中心の質素な食事が中心です。診療中はいすに座っていることがほとんどですから、意識的に歩くことを心がけています。自宅との行き来は万歩計をお供に早歩きを心がけて、時間に余裕があればちょっと遠回りをするようにしています。わざわざウオーキングの時間を作ってまでというのは、私の性分ではおそらく続かないと思うので、何かのついでにできる運動を日々の生活に取り入れています。
 

これからも!

病気で苦しんでいる人を一人でも減らしたい、患者さんに喜んで頂きたいという気持ちは医師になったころから変わっていません。早期発見で治せる病気は絶対に見逃さない。この気持ちを忘れることなく、健康で幸福な生活を送れるようにみなさんの生活をサポートし、病気を治すお手伝いをしていきたいと思っています。これからはさらに、地域の基幹病院や専門性の高い治療を行っている病院との連携を深めたり、在宅医療によりいっそう力を注ぎ、地域のみなさんに貢献していきたいと考えています。

 

フォトメモリー(2018年夏 シチリア島 パレルモ)

パレルモ・・・

思い出