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新型コロナウイルス感染症がもたらした
〜転禍為福〜

 
 

コロナでパニック!

新型コロナウイルス禍はこれまでの診療体制をパニックと言って良いほど大きく揺るがせました。開業以来20年以上安定して続けてきた診療体制では対処することが出来なかったのです。それは現場のみならず、国の医療体制の制度においても同じ事でした。
 

コロナの経験で気づいたこと!

公的な医療保険を利用した医療制度では複数の患者さまを並行して診察することは避けられません。その結果、患者さま同士の接触による感染リスクも避けることが出来ず、そのことに否応なしに向き合うことになりました。
 

どうすれば!

ウイルスは目に見えない・・
患者さま同士の接触も起こる・・
ウイルスに待ってくれや変わってくれは通用いたしません・・
こちらが変わるしかないのです。
従来の考えに囚われず、限られたスペース内で可能なかぎり問題を避けるための改装と作業内容の見直しを行いました。
 

新しい衛生の概念を具体化!

・ウイルス除去用の空気清浄機を5台導入。
・トイレをライトの点灯から洗浄まで全自動に。
・待合スペースの間隔を広げる。
・採血&検査用の椅子を電動椅子ベッドに変更し換気&加湿機能付きエアコンを導入。
・ナースステーションのライトや流しを非接触スイッチの機器に変更。
・二つある診察室及び検査室を独立したスペースに改良して導線の見直し。
 

〜結果〜
 

2022年末までの改装では、待合スペースや診察室での患者さま同士の接触が減少しプライバシーも保たれる様になりました。
2023年末の改装では、感染の可能性のある症状(発熱や感染症の疑いがある)方は他の方と接触のない場所で診察を行うことも取り入れました。
これらの対策を施しても万全とは言えませんが、現時点で私たちに出来る最善の対応であり、少しでも安心して受診して頂ければと考えます。
また今後はプレメディカルと言う概念から、受診前の不安や健康一般に関する疑問にお答えできるカウンターを1Fに開設いたします。費用はかかりませんのでお気軽にご利用下さい!
 

 

2023年末 1F改装

2022年末 待合スペース

検査室の電動椅子ベッド&エアコン

診察室の個室化